MKK TOKYO

青山学院大学 経済学部経済学科 3年(2017年5月現在) 。 企業研修を受ける中で人に何かを伝えることの難しさを痛感。 少しでもそれを克服できるように、また、少しでも“何か”を人に届けられるようにと思い立ちブログを開設。

【アイディア・フォーマット】

 カフェでのアルバイトを辞め、企業でインターンを始めてからもう少しで1ヶ月が経つ。

 

 先輩たちは皆、とても親切で良くしてくれる。仕事の付き合いだけでなく、ご飯や飲みに誘ってくれたり、僕をコミュニティの一員として迎え入れてくれた。「人付き合い」という側面で見れば、有り難いことに上手くいっている。

 

 業務における側面で見れば、正直のところ壁にぶち当たることの連続で、とても苦戦している。コンプライアンスの問題もあるので、ザックリ話すと僕の配属はイベント事業を手がける部署で、プロジェクトの進め方は以下だ。

 

1市場調査⇨2イベントの企画⇨3営業&集客⇨4イベント運営

 

面接当時、僕は担当人事の方に「いろんな業務を経験したい。」「自分のアイディアや考えを形にしたい。」の2つを伝えた。まさしくそれらが体現できる部署に配属させて貰った。

 

 「いろいろなことを経験する」というのは、言うまでもなく大変なことだ。それでも僕はいろんなことを経験したかった。それは、「どんな職業分野が一番自分の本領を発揮しやすいか」を知りたかったからだ。一通りの業務を完了させた後、自分と職種の適性を包括的に把握できれば…と思っている。今はその途中経過の時期に当たる。

 

 「自分のアイディアや考えを形にする」というのは、試行錯誤の連続だ。「新しいこと」を提案するのには、それ相応の客観的理由付けがなければ受け入れてもらえない。僕が「2企画」段階において最も苦戦した最大の点は、この「理由付け」だった。

 

コンテンツA×コンテンツB=プロダクトCという方程式を仮に定義づけた時に、なぜ答えはCになるのか、Cは一体、自社やクライアントの企業にどの程度の効果・メリットをもたらすのか。また、なぜ構成要素はAでないといけないのか?なぜBでないといけないのか?AとBは一体どのように作用し合うのか?追求の余地がない奥深くまで落とし込まないといけない。

 

 理由付けが曖昧だと方程式は定義できない。いわゆるボツ企画となる。しかし、僕がここで一つ気づいたことは、『世の中で「新しいこと、ぶっ飛んだこと」と言われるプロダクトやサービスは「既成概念の新しい組み合わせ」に過ぎない。』ということだ。世の中でクリエイティビティを発揮した誰もが、全く無の状態からアイディアを生み出した訳ではないはずだと僕は思っている。

 

 最近、電車のつり革広告で見た「うんこ漢字ドリル」はまさしくそれが当てはまる。

 

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「うんこ漢字ドリル」(文響社)

発売後約2カ月で発行部数148万部(2017年5月12日時点)を記録し、空前のベストセラーになっている。

 

 A×B=Cという方程式に従えば、「漢字ドリル×うんこ=学習効率が良く、且つ売れる教材」となる。

 

真面目にうんこについて語るが、小学生からしたらうんこは面白い要素なのだろう。大人になった今でこそ全くその面白さを理解できないのだが、恐らく世間一般で恥ずかしいものとされている物を口に出して言うことで感じる「羞恥心」が小学生にとっての面白さの源泉なのだろう。確かに、僕も小学生の時はめちゃめちゃ「うんこうんこ」言ってた。

 

漢字ドリルに関していえば、小学生が使う学習教材としてポピュラーな教材だ。それらを掛け合わせ、「売り出し方」を工夫する(=電車のつり革広告に掲載するなど)ことで爆発的ヒットとなり、企業にとっても、それを使って勉強する小学生たちにとってもプラスの価値をもたらした。

 

 話は脱線するが、小学生向けの学習教材に「うんこ漢字ドリル」があるならば、高校生向けに「淫語漢字ドリル」があっても良いのでは…と思ったのは僕だけであろうか。

 

もう一つ例を挙げるとするならば、一時期流行った「食べるラー油」がそれだ。

 

 構成要素となる一つ一つのコンテンツ(AやB)は、正確な市場調査の中でどんなコンテンツが存在するのか(AやBだけでなくCやD)を知ることと、クライアントのニーズを汲み取ることで抽出できる。企画の中で考えがまとまり、コンテンツが揃ってきた時は快感だった。既に埋めてあるパズルのピースから逆算して、残り1つが容易にイメージできるように快感だった。

 

今週から3営業&集客の段階に移る。

また、新しい壁だ。

初心を忘れず挑みたい。