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Mikoku Fujiwara

1995年12月23日生まれの21歳。 青山学院大学 経済学部経済学科 3年(2017年5月現在) 。 企業研修を受ける中で人に何かを伝えることの難しさを痛感。 少しでもそれを克服できるように、また、少しでも“何か”を人に届けられるようにと思い立ちブログを開設。

【21回目の夏】


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昔は夏が嫌いだった。

中学生の時、高校生の時、思い返せば夏休みの宿題はギリギリになるまで溜め込むタイプだった。

あー、もう夏が終わるな。

そんな、ふとした季節の終わりを感じる時に、我に返るように課題の存在を思い出す。

万事休す。

もう少し“夏の思い出”に浸っていたい気持ちを他所に、慌てて課題にとりかかる。

後味の悪い夏をいつも送っていた。

 

 

1995年生まれの僕にとって今年の夏は特別な意味を持つ。

もう子供じゃない。

“大人”という体裁のもと初めて迎える夏だ。

 

子供と大人の違いはなんだろうか、考えてみた。

明確な定義など存在しないだろうが、僕の思う子供と大人の違いは、“責任の重さ”だ。

それまでずっと親に守られながら育ってきた環境が一変する。

 

大人となった今、自分の身は自分で守らないといけない。

やるべきことも全て自分でやらないといけない。

結婚して子供が生まれれば、自分以外の誰かをも守らなければならない。

課題の答えを隠れて教え合っていた親友は今年入籍した。

苦手な読書感想文をいつも手伝ってくれていた姉は数ヵ月後には新社会人だ。

 「自分のことなんて自分一人で完璧にやれて当たり前。」

その自覚をもてたらもう大人だと僕は思う。

 

 

大人になったことの責任を少しづつ肌身で感じながら迎えた夏。

“やるべきことリスト”はすぐに片付けた。

そのぶん生まれた余裕で、“やりたいこと・やってみたいこと”に注力した。

 

基本的に僕は好奇心旺盛な性格だ。

誰かがまだやっていないこと、手を付けていないことを見つけ、誰かに真似される前にトライしたい。

 

 

“挑戦すること”は負う必要の無い責任を自分から望んで負いに行く無謀な行為でもあると思う。 

未開拓な領域が未開拓である由縁は、

①単純にそれまでその存在に誰も気づいていなかった。

②開拓することのリスクをみんなが恐れて今まで避けられてきた。

のどちらかだろう。

どちらにせよ、“挑戦すること”と“責任を負うこと”は表裏一体だと言える。 

 

 

今までは夏が嫌いだった。

暑いし、動きたくないし、子供じみた理由だけど、楽しいこと以外何もしたくない気だるさがあった。

けど、今では夏が好きだ。

大好きだ。

何かに挑戦することのリスクを考えれば考えるほど、足踏みをしてしまう自分がいるけれど、きっとオレなら大丈夫。ってポジティブな気持ちに夏がしてくれる。

 

 

夏が1番好きな季節となった。

季節が僕の背中を押ししてくれるから。

 

 

他の誰でもなく、夏が。